投資初心者におすすめの投資「ETF」で「J-REIT」に投資する の紹介です
私は、40代男性サラリーマンです。個人投資家を5年以上を続けています。
現在の主な投資の種類と割合は
50%:投資信託(iDeCo含む)
43%:ETF(J-REIT、NISA含む)
5%:不動産クラウドファンディング
1%:株式(個別株、NISA含む)
1%:暗号資産(ポイント活動含む)
です。
今回紹介させてもらう「ETF」で「J-REIT」に投資は、私の投資割合で2番目に大きな部分です。最近特に勉強している部分ですので、その勉強した内容と実際に運用していることを振り返って、これを知っておけば役立つと思うことを紹介させいただきますので投資初心者の方にとってちょうどよい知識を得られると思います。
投資初心者におすすめの投資「ETF」と「J-REIT」の説明
「ETF」とは
「ETF」とは「Exchange Traded Fund」の頭文字をとって「ETF」日本語では上場投資信託と言います。ETFとは株式の様に売買できる投資信託のことです。
「ETF」の特徴
1)証券取引所に上場し、株式と同様に4桁コード(証券コード)で、リアルタイムに売買できます。
2)日経平均株価やその他指標に連動するインデックス運用ができます。
これらの2つの特徴から、「ETF」は「株式」と「投資信託」のいいとこ取りをした商品とわかってもらえると思います。
「ETF」と「投資信託」の分配金には大きな違いがあります
種類 | 内容 |
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ETF | 利益が出た部分から支払いのみ 利益が出ないと分配金は発生しない |
投資信託 | 分配金には「普通分配金」「特別分配金」があります。 普通分配金 →利益が出た部分から支払い 特別分配金 →利益の有無にかかわらず支払い、 利益がない場合は元本から支払われるので 投資にはマイナスになります こちらは注意が必要です |
この違いがあるので注意が必要です。ETFの分配金は投資にマイナスにならないのでこの部分もおすすめができます
「J-REIT」とは
「J-REIT」とは「Japan – Real Estate Investment Trust」の頭文字をとって「J-REIT(ジェイリート)」日本語では日本の不動産投資信託といいます。
投資家から資金を集めて不動産を運用して得た賃料収入等を元に投資家に配当を分配する金融商品です。
「J-REIT」の特徴
1)投資家から資金を集めて不動産を運用しそれによって得る賃料収入等を原資として投資家に分配する仕組みです。
2)配当可能利益の90%超を分配することにより、法人税が掛からないので利益のほとんどが投資家に分配されることになり株式と比べて高い分配金が期待できます。
3)不動産の開発は行わず、賃貸事業に特化していますので、一般的な不動産投資に比べて収益が安定しています。
これらの3つの特徴のうち2) 3)から、「J-REIT」は安定した投資が行えるとわかってもらえると思います。高い配当方針(分配金)と賃貸業務に特化し収益の安定があるので、投資初心者でも安心して投資をはじめられます。
投資初心者におすすめの「J-REIT」
投資初心者におすすめの「J-REIT」は下の3つです。
グローバルX ロジスティクス・J-REIT ETF(2565)
iシェアーズ・コア Jリート ETF(1476)
MAXIS高利回りJリート上場投信(1660)
「J-REIT」を選ぶポイント |
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投資初心者の方の「J-REIT」選びのポイントは 「手数料」「総資産額」「分配金」です。 手数料 できるだけ低いのがいいです。目安は 0.3%あたりです。 総資産額 100億円以上は欲しいです。 分配金 3%以上がいいです。 投資信託の選ぶポイントに近いと思います |
「J-REIT」を選ぶポイントを参考に3つの商品のデータをまとめました。最低買い付け金額(2023/03/07時点)が低い順です。
商品名 | グローバルX ロジスティクス・J-REIT ETF |
証券コード | 2565 |
手数料 | 信託報酬 0.3025% |
総資産額 | 195.2億円 |
分配金 | 3.18% |
その他 | 売買単位:1口 最低買付金額:973円(2023/03/07) 対象指標:東証REIT物流フォーカス指数 |
対象指標:東証REIT物流フォーカス指数とは
→ 物流施設への投資と、物流施設を投資対象に含める
REIT(物流施設関連型)を構成銘柄とする指数です
ネットでの販売などが今後ますます増えていくので
物流関連は伸びていく分野です。
商品名 | iシェアーズ・コア Jリート ETF |
証券コード | 1476 |
手数料 | 信託報酬 0.165% |
総資産額 | 3,068.2億円 |
分配金 | 3.77% |
その他 | 売買単位:1口 最低買付金額:1,883円(2023/03/07) 対象指標:東証REIT指数(配当込み) |
対象指標:東証REIT指数(配当込み)とは
→ 東京証券取引所に上場しているREIT全銘柄を対象とした
時価総額加重平均型の指数です。
J-REIT全体に分散投資できる指数で
大変おすすめです。
商品名 | MAXIS高利回りJリート上場投信 |
証券コード | 1660 |
手数料 | 信託報酬 0.1595% |
総資産額 | 212.3億円 |
分配金 | 3.90% |
その他 | 売買単位:1口 最低買付金額:10,395円(2023/03/07) 対象指標:野村高利回りJリート指数 |
対象指標:野村高利回りJリート指数とは
→ 国内金融商品取引所に上場する全てのREITの中から
予想分配金利回りの高い銘柄(30~40銘柄)を
組み入れた非時価総額加重型の指数です
J-REITの中でも特に配当が高いものをまとめた指数です
どの「J-REIT」も分配金3%以上、総資産額100億円以上ありますので、安心して投資ができます。
対象指標がそれぞれ異なっていますので、この部分はそれぞれ好みで判断してください。
私の場合は、より安定を考えて分散投資できる
iシェアーズ・コア Jリート ETF(1476)に投資を行っています
実際に「ETF」で「J-REIT」に投資するにはどうしたらいいか
それでは「ETF」への投資の始め方です。下にイメージを参考にしてください
窓口を選ぶ |
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投資初心者の方は 「ネット証券」がおすすめです。 ポイントは 「手数料の安さ」「操作性」です 銀行・保険会社・実店舗の証券会社は、 手数料が高くて儲けがでにくい場合があります。 それに、 窓口で相談に乗ってくれる方のおすすめされる商品は、 その販売会社が売ってメリットのあるものなので 買い手にとっておすすめかは判断が難しい場合もあります |
取引口座をつくる |
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投資初心者の方は 「特定口座」「NISA口座」がおすすめです。 取引口座には3種類あります。 一般口座 取引の損益計算を自分で行って確定申告が必要(※1) 特定口座 取引の損益計算を金融機関がしてくれて 源泉あり 確定申告が不要 源泉なし 確定申告が必要(※1) NISA口座 年120万円までの取引が非課税で 確定申告は不要。 2024年1月から少し制度が変更あります(別途紹介予定) |
「ETF」を選ぶ・買う |
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投資初心者の方の「ETF」「J-REIT」選びのポイントは 「手数料」「総資産額」「分配金」です。 手数料 できるだけ低いのがいいです。目安は 0.3%あたりです。 総資産額 100億円以上は欲しいです。 分配金 3%以上がいいです。 投資信託の選ぶポイントに近いと思います |
「ETF」を売る |
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「ETF」の口数を指定して売却します。 売却は株式と同様にリアルタイムで完了します。 売却時に利益が出ている場合は、 その利益に対して20.315%の税金がかかります (この20.315%の税金は 預貯金の利子にもかかっているので 「ETF」だけのものではりません) |
まとめ
投資初心者の方におすすめの「ETF」「J-REIT」を始めるために必要な知識は上の内容で確認できたと思います。ここからは、実際に「ETF」「J-REIT」をはじめてみてください。
実際に「ETF」「J-REIT」を始めてもらうと今回の内容以上のことは、そんなに必要ないんだなと肌感覚で分かってもらえると思います。
すでに投資信託を始められている方で「先進国株式」「全世界株式」などの「株式」を買っている人は「ETF」で「J-REIT」を投資は特におすすめです。
それはリスク低減の分散投資をするために株式以外の投資が必要になります。その分散投資先として不動産分野の「J-REIT」は高い配当方針(分配金)と賃貸業務に特化し収益の安定があるので、投資初心者でも安心して投資をはじめられます。
実際に「ETF」「J-REIT」を始める参考として私の証券口座を紹介させてもらいます。
私はネット証券の「楽天証券」と「松井証券」で口座を開設しています。
楽天証券は楽天カードのポイントを有効活用でき、楽天カードからの支払いも可能です。楽天カードを持っている方はこちらから口座開設を行うのがいいと思います。
松井証券は新しいサービスを次々と打ち出してくれるユニークな会社です。無料で使える投資信託用のロボアドバイザー(数個のアンケートに答えるだけで無料で最適な投資信託の提案を行ってくれるサービス)なども有効だと思います。
どちらも口座開設無料ですので、まず投資を始めるための準備に進んでください。
口座開設はこちらから→「楽天証券」
口座開設はこちらから→「松井証券」
参考サイト・書籍
参考サイト
RENOSY マガジン 【【人生100年時代のライフプラン診断】 】(不動産やお金の疑問をわかりやすく解決するメディア)
参考書籍
おすすめ記事の紹介
投資初心者の方におすすめの書籍を紹介させていただいています。「ETF」「J-REIT」以外にも投資を始めるにあたり必要な情報を確認できますので参考にしください。
投資初心者におすすめの投資信託の紹介です。投資初心者がまずこれを知れば投資を始められる内容を紹介していますので参考にしてください。
「ETF」「J-REIT」以外で小額投資が可能なおすすめな投資の紹介です。私が実際に投資している不動産クラウドファンディングの情報をまとめていますので参考にしてください。